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甲状腺内科疾患とは

甲状腺は鎖骨の少し上の頸部に存在し、体の代謝バランスを整える甲状腺ホルモンが分泌されます。甲状腺疾患の中で多いのが自己免疫性甲状腺疾患(橋本病、バセドウ病)です。自分の体を守るための免疫が自身の甲状腺を攻撃し、甲状腺ホルモンの分泌が亢進、或いは低下することにより、様々な自覚症状を引き起こします。甲状腺に炎症が起こると、甲状腺が腫れてきたり、縮んだりします。原因は遺伝的な体質、ストレスや感染などの環境要因が考えられています。

当院の治療法

当院は自己免疫性甲状腺疾患(橋本病、バセドウ病)の診療を中心に行います。定期的に血液検査で甲状腺ホルモン量を確認しながら、薬物療法で管理していきます。治療することで甲状腺の腫れや、自覚症状が緩和していきます。

約半数は薬剤を内服しなくてよい状態になります。薬物を中止できずに再発を繰り返す、副作用で継続できないなどの場合は、他の治療方法(アイソトープ、手術)を相談します。甲状腺腫瘍については、甲状腺超音波検査で甲状腺癌の疑いがある場合は連携施設をご紹介します。